ユーザー車検について

ユーザー車検の代行業者って何?メリットやデメリットを紹介

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ユーザー車検はディーラーなどの自動車整備のプロにお願いするのではなく、自分で車検を通す仕組みですが、そのユーザー車検を代わりにやってくれる「ユーザー車検代行業者」というものが存在します。

「ユーザー車検って自分で車検を通すことなのに、それを代行してくれるってどういうこと?」などの疑問が出てくると思うので、ユーザー車検代行業者とは何かについて紹介していきます。

 

ユーザー車検代行業者とは?

通常、車検をお願いする場合は以下のような場所が利用できます。

  • 自動車メーカーのディーラー
  • 民間整備工場
  • 車検専門のフランチャイズ店
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド

これらの場所で車検を依頼すると、

  • 車を預かって点検する
  • 見積もり提出
  • 依頼があれば修理、整備をする
  • 車検を通す

など、すべてを一括で請け負ってくれます。

しかし、ユーザー車検代行業者は、

  • 車を預かる
  • 車検場に持っていく
  • 代わりにユーザー車検を受ける

という感じです。

ユーザー車検を行う場合は、平日に運輸支局や自動車検査登録事務所に車を持っていかなければいけません。

ユーザー車検代行業者は、運輸支局や自動車検査登録事務所に車を持っていき、書類提出や検査を代わりに受けてくれるサービスです。

 

代行業者と通常の車検の違い

ユーザー車検代行業者と通常のディーラーなどでの車検との違いは、

  • 通常、点検はしない(事前点検するところもある)
  • 整備はしない
  • 車検に通らないこともある
  • 価格は代行費用が1万円くらい(別途法定費用が必要)

ディーラーなどの車検で行われる事前の点検もなく、ただ車を車検場に持っていき検査を代行してくれるだけなので、検査に落ちるという可能性もあります。

 

車を分解整備するためには国の認証が必要だと「道路運送車両法第78条第1項」で決まっており、認証工場には黄色い「認証看板」が掲げられています。

車を車検場に持っていくだけの代行業者は「認証工場」ではないため、車を分解して点検や整備ができません。

認証苦情ではない車検代行業者が法律で規定された点検項目を実施すると違法行為になります。

そのため、持っていく車が実際に車検に通るかどうかは持っていくまでわからないという場合もあります。

 

しかし、最近は認証工場が代行業務をしていたり、認証工場と提携しているところもあって、ユーザー車検代行業者でも事前の点検や代車などのサービスをしてくれる場所も出てきました。

 

価格は車検時には必ず発生する法定費用+1万円ほどのところが多いので、かなり安くなることは間違いないです。

 

自分でユーザー車検を受ける場合との違い

自分でユーザー車検を受ける場合には、下記の作業をする必要があります。

  1. 【事前】書類の準備
  2. 【事前】車両の簡易検査
  3. 【事前】車検場の予約
  4. 【当日】検査場に車を移動
  5. 【当日】書類の作成、提出
  6. 【当日】検査レーンで検査を受ける

ユーザー車検代行業者を利用すると、3〜6の作業を1万円くらいで代行してくれます。

事前検査をしてくれるユーザー車検代行業者の場合は、自分でやる作業は1の「書類の準備」だけです。

 

ユーザー車検代行業者のメリットは?

ユーザー車検の代行業者のメリットは、

  • 安い!(法定費用+1万円くらい)
  • 整備の営業をされない
  • 早い

ディーラーなどの車検の場合は、事前に点検や整備をするのでオイル交換や部品交換などの部品代や整備料がプラスされるので金額が高くなります。

高い見積もりが出てきて「これって全部やらないとダメですか?」と聞くと、大抵「コレとコレはやらなくてもいいですが、コレとコレはかなり傷んでいるので交換したほうが良いですね」と言われ、結局いろんな整備をすることになって、あまり安くならないことがほとんどです。

ユーザー車検代行業者の場合は、目的が「車検を通すこと」なので車検が通るなら何もせず検査場に持っていき車検を通してきます。

そのため、ディーラーなどよりも早くて安くなります。

 

ユーザー車検代行業者のデメリットは?

とはいえ、ユーザー車検代行業者にもデメリットがあります。

  • 隠れた不具合があってもそのまま
  • 検査に落ちる場合もある

ユーザー車検代行業者は車検と通すことが目的です。

自分でユーザー車検を受けるとわかるのですが、車検って結構簡単な検査ばかりで車の内部のことはほとんど見られません。

検査の項目はこれだけ。

  • 書類と車両が同じか確認
  • 外廻り検査
  • サイドスリップ検査
  • ブレーキ検査
  • スピードメータ検査
  • ヘッドライト検査
  • 排気ガス検査
  • 下廻り検査

ユーザー車検代行業者はこれらの検査を受けにいくだけです。

事前点検がついている場合でも、これらの検査をパスできるかどうか調べるだけなので、車の隠れた不具合や将来問題が起きそうな場所を特定することはしません。

そのため、車検を通すことができても、後々起きる不具合の予測などは困難であると考えておきましょう。

 

事前検査をしてくれる代行業者なら、検査に落ちるかどうかが事前にわかりますが、事前検査がない代行業者に依頼した場合は受けてみるまで落ちるかどうかわかりません。

ユーザー車検代行業者に依頼するなら「検査に落ちた場合はどうなるのか」ということについて費用面などを確認しておくと良いです。

 

こんな人は代行業者がおすすめ

ユーザー車検代行業者を利用するにはメリット、デメリットがあるので安いからと言って誰にでも勧められるものではありません。

ユーザー車検代行業者を利用するのにおすすめな人は、

  • 修理などで最近バッチリ車の整備、点検をした人
  • 買い替えや廃車を検討していて長く乗らない人
  • とにかく安く車検を通したいけど、自分でやるのは面倒な人

です。

長く乗るつもりで大切にしたい車の場合は、きちんとした車検を受けた方が良いです。

 

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